最近自転車のディスクブレーキの効きが悪い、音鳴りが止まらない。そんな場合はパッドやローターに汚れや油が付着している場合が多いです。
以前ブレーキのオイル交換をした際に誤ってパッドとローターにオイルを付着させてしまいましたが、今回ご紹介する方法で解決することができました!
症状
以上の場合はパッド、ローターへブレーキオイルが付着している場合が多いです。
特に直前に自転車のディスクブレーキのオイル交換やエア抜きをした場合は注意が必要です。
よくある原因
メンテナンス中の不注意
よくある原因としては自転車のブレーキフルード交換やエア抜き作業中に誤ってパッドやローターにオイルが付いてしまうことです。
オイルが付着した手でパッドに触れてしまったり、オイルの飛散等によることが多いです。
失敗談
今回僕は自転車のブレーキフルード交換をし、その際パッドはもちろん外して作業していました。
最後にレバーやキャリパーをパーツクリーナーで脱脂後パッドを装着。
ここまではよかったんですが、翌日いざ自転車に乗ってみるとブレーキの効きの悪さ、音鳴りですぐにオイル付着が発覚しました。前日頑張って作業したのでショックでしたね。
次からは最後隅々まできれいに脱脂してからパッドつけることにします。
今回パッド、ローターをきれいにしてからは特に問題なく使えております。
対処法
ローターはパーツクリーナーで洗浄、パッドは炙る!
今回初めてパッドを炙ってみましたが30秒~1分くらいで表面に付着したオイルが揮発し、元の効きに戻りました。
今回は炙ることで解決しましたが他にも対処法があります。
中性洗剤で洗う
パッドとローターを中性洗剤で洗う方法です。
洗剤の力で脱脂する感じですね。
昔この方法で行いましたが、この時はパッドにオイルが完全にしみ込んでしまっていてうまく行きませんでした。
この時炙っていたらもしかしたら復活してたかも??
注意としては最後完全に洗剤を洗い流すようにしましょう!
洗剤が残っていたらオイルどころか洗剤で滑ってしまいますからね。
パーツクリーナーで洗浄
軽い汚れや、オイルが付いてしまった直後(まだ浸み込んでいない)時はパーツクリーナーでもよいかもしれません。
パッドを削る
オイルが浸み込んでいないときはパッドの表面をやすりで削ることでも対処できるそうです。
この時ローターは削るのではなく、前述した中性洗剤や、パーツクリーナーで洗浄するようにしましょう。
ダメならパッドを新品に交換
今回ご紹介した方法を試してみても解決しない場合はもうだめです、あきらめてパッドを新品に交換しましょう。できればローターも交換しましょう。
ブレーキ本体からのオイル漏れの場合も・・・
今回はブレーキのオイル交換の際に誤ってオイルを付着させてしまいましたが、メンテナンス時ではなく、普通に走行していてパッドにオイルが付着してしまっている場合はブレーキキャリパーからのオイル漏れが考えられます。
まとめ
今回ご紹介した方法は公式に推奨されているやり方ではないのでくれぐれも自己責任でお願いします。
自転車のパッドにオイルが付いてしまった場合は修復が難しいことが多いです。
メンテナンス時は細心の注意を払って作業するようにしましょう。
個人的にはオイルが付着してしまったらまず中性洗剤で洗浄、それでだめならパッドを炙ることにします。そこまでやってダメならあきらめてパッド交換ですね。
コメント