【Mid BBとは】BMXのボトムブラケット(BB)の種類について解説!

メンテナンス

先日BMXを組む際にこれまではスパニッシュBBだったのですが、今回購入したフレームはMid BBなるものでした。

一体Mid BBとは何なのか、これまで使っていたスパニッシュBBとの違いは何なのか気になったので調べてみました。

僕と同じようにMid BBについて調べていたり、BMXのBBの規格について知りたい方にお勧めの内容になっています。

こちらみなさんの参考になれば幸いです。

BB(ボトムブラケット)とは自転車のクランク(ペダルが付いている棒)を支えている軸にあたる部分です。乗っている人の体重がここ一点に集まるといっても過言ではなく自転車のパーツの中でも特に強度の求められる部分でもあります。
この記事を書いた人                                                マウンテンバイクから始まりBMX、ロードバイクと自転車大好き人間。                           最近はBMXに乗っていることが多く、ストリート、ダートジャンプを楽しんでいる。

そもそもBMXのBBってどんな種類があるの?

BMXで使われれているBBにはどんなものがあるのでしょうか?

以前主流だったユーロBBに始まり、スパニッシュBB、Mid BBと紹介していきます。

ユーロBB

ユーロBBはフレームにねじが切ってあり、カップをねじ込むことで固定する。ベアリングの外径は30mm。一時期ストリートやフラットランドの車体でも多く使われていた。圧入する必要がないため組みつけも安易。しかしベアリングの大きさが小さく強度不足なため現在ではあまり使われていない。レースではいまだ多く使われている。

スパニッシュBB

スペインのBMXブランドであるflybikesが考案したBBの規格。ユーロBBのようにねじ山が切ってあるわけではなく、二つのベアリングをフレームに直接圧入する。ベアリングの間にはチューブスペーサーを挟み込む。ベアリング外径は37mm。ベアリング外形が大きいためユーロBBよりも強度があり多くの企業が採用した。

Mid BB

最も新しい規格で現在ストリート、フラットランドで主流になっている規格。スパニッシュBBと同様ベアリングをフレームに直接圧入する。ベアリング外径は41mmでスパニッシュBBよりも大きく強度も高い。

まとめ:Mid BBとは

つまりMid BBはそれまで使われていたものユーロBBやスパニッシュBBよりもベアリングの外径が大きく、強度の高いBBの規格現在主流になっているようですね。また直接ベアリングを圧入することにより周りのカップ部分が不要になり軽量でもあるようです。

一つ注意点としてスパニッシュBBやMid BBなどの直接圧入するBBは専用の圧入工具が必要になります。よくハンマーで無理やり打ち込んでいる動画等ありますが、ベアリングやフレームの破損にもつながるためあまりお勧めはできません。                                       またベアリングとベアリングの間に挟み込むチューブスペーサーも面倒くさがらず必ず入れるようにしましょう。自分は以前入れませんでしたが、スペーサーがないとクランクの圧に押されてベアリングも締め付けてしまいクランクの周りが悪くなってしまいます。必ず入れるようにしましょう!

 

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